りんごその2
どうも〜きなこパパです٩( ᐛ )و
今日はダブルですよ(笑)
〜つづき
りんごの約8割を水分が占めていますが、さまざまな栄養素が含まれており、その中のいくつかは人や犬にとって有益な効果があるとされています。「りんごが赤くなると医者が青くなる」というのはりんごが人の健康に良いことを例えたことわざですが、犬も同じなのかもしれませんね。
りんごには「ペクチン」という成分が含まれています。ペクチンは水溶性の食物繊維なので、腸内に溜 まった不要物を外に排出する働きがあり、便秘の解消などの整腸作用が期待できます。またペクチンには、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす働きがあるので、免疫力UPにも効果があるとされています。
りんごの皮には「ポリフェノール」が多く含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があるの
で、老化防止やがん予防に効果があると言われています。最近の研究によると、ポリフェノールは筋肉
の強化や脂肪減少にも効果的だという結果も出ているようです。
りんご100gあたり120mgと、「カリウム」も多く含まれています。カリウムには、体内の余分な塩分を
おしっこと一緒に体外に排出する働きがあるので、
高血圧や腎臓病の予防効果が期待できます。しかし、腎臓や心臓が悪い愛犬の場合には、獣医師と相談して与えることをおすすめします。
ビタミン類
りんごにはビタミンA、B群、C、E、葉酸など、多
くのビタミン類が含まれています。しかし、犬はビタミンCやビタミンKを体内で作り出すことができると言われているため、食事で多く与えても尿として
出てしまうのであまり意味はありません。AAFCO
(米国飼料検査官協会)が定めている栄養基準によ
ると、犬に必要なビタミンは
ビタミンA
ビタミンB群
ビタミンE
これらだとされています。りんごには少量ずつながら満遍なく含まれているので、犬のおやつとしておすすめできますね。
時期
細かく刻んで与える場合は、固形フードが食べられるようになった時期からOKです。
すりおろせば、離乳食の一部に加えても大丈夫です。犬の離乳食は一般的に生後1ヶ月〜3ヶ月程度なので、りんごなら早い段階から食べさせることができるというわけですね。
注意点
りんごの種に含まれていて中毒症状が報告されている成分はcyanogenic glycosidesというものです。種や芯には「青酸配糖体」という物質が含まれていますが、その中の1つに「アミグダリン」と呼ばれる成分があります。アミグダリンは人や犬の体に入ると、中毒性のあるシアン化物に変化してしまいます。シアン化物は、多量に摂取すると命に関わる危険な物質ですが、りんご1つ程度ではそこまでの危険性はないといわれています。
中毒の危険から回避するためにも、りんごを与える際は種や芯を取り除いてあげるようにしましょう。
〜おわり( ´・ω・)ノ